簡単なピロリ菌の検査とは

簡単なピロリ菌の検査とは

ピロリ菌は胃の中に棲む悪い菌です。
この、ピロリ菌の検査に関しては様々な方法がありますが、その中でも、おすすめなのが尿素呼気試験法です。
尿素呼気試験法は、息をふくだけの簡単な方法です。
まず、尿素が含まれた検査薬を飲み、服用前後の呼気に含まれる二酸化炭素の量を比較します。
服用した薬には、炭素を含んだ尿素が含まれており、ピロリ菌がいた場合には、尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解してしますのです。
結果、二酸化炭素が多いと、ピロリ菌がいる事がわかるのです。
尿素呼気試験法は、30分ほどで結果がわかるのに、100%の検出率という優れものです。
内視鏡を使った検査と違い、身体への負担も少なく、また、費用も3000円ほどですみます。
仮に、菌が見つかった場合は、一週間ほど指定された内服薬を服用することで除菌することが可能です。
最近、胃がもたれたり、不快感が続くといった方は、一度、消化器内科に行ってみるとよいでしょう。

ピロリ菌が原因の病気は胃カメラで

ピロリ菌が胃炎を引き起こして、萎縮性変化が進行していくと、胃がんを発症しやすい環境を作り出すということがわかっています。
ピロリ菌は汚染された水や食品を摂取して感染、親子や子ども間の感染、幼稚園や保育園での感染、内視鏡や歯科治療などで消毒が不十分な状態で医療行為を受けた時の感染などがあり、いずれも口から感染します。
幼少時に感染すると、生涯にわたってその感染は続きます。
成人後になっての感染はまれだと言われます。
胃カメラでピロリ菌感染を正確にはわからないのですが、萎縮性胃炎や鳥肌胃炎などが起きている場合にはピロリ菌に感染している場合が多いことがわかっています。
胃カメラで典型的な症状が見られた場合には菌の存在を確認するために、胃の粘膜の細胞を採取することもあります。
胃カメラで判明することができるその菌と関係する病気には、慢性胃炎、萎縮性胃炎、胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ポリープ、胃リンパ腫などがあります。